神奈川県の公立高校入試は、2月中旬に行われる学力検査の「一発勝負」です。私立高校のように複数回のチャンスはなく、出願・志願変更・本番・合格発表が、わずか1か月ほどの間に一気に進みます。
だからこそ、「いつ・何があるのか」を早めに把握しておくことが、お子さまにも保護者にも安心につながります。このページでは、神奈川県教育委員会が発表した令和9年度(2027年)入試の公式日程をもとに、保護者が押さえておきたいポイントを一つずつ解説します。
令和9年度(2027年)入試 日程一覧
★=神奈川県発表の公式日程(共通選抜・全日制)/その他は準備の目安です。
| 時期 | できごと | 保護者のポイント |
|---|---|---|
| 中3 9〜12月 | 2学期(後期)の内申が固まる | 合否に使う内申はこの時期が勝負。定期テスト・提出物を最後まで丁寧に。 |
| 12〜1月 | 志望校の最終決定・私立併願校の出願 | 倍率の動きを見ながら、安全校・チャレンジ校のバランスを家庭で確認。 |
| ★1/25〜29 | 志願情報の申請期間 | インターネット出願。中学校長の承認期間は2/1まで。 |
| ★2/4〜8 | 志願変更の申請期間 | 倍率を見て1回だけ変更可能。最終判断のラストチャンス。 |
| ★2/16 | 共通検査(5教科の学力検査) | 本番。体調管理と前日準備のサポートを。 |
| ★2/16〜18 | 特色検査・面接(実施校のみ) | 学力上位校を中心に一部で実施。志望校が対象か要確認。 |
| ★2/22 | 追検査(インフル等で受けられなかった人) | 当日欠席時の救済措置。手続き条件を事前に把握を。 |
| ★2/26 | 合格発表 | 発表後すぐに入学手続き。書類・期日を早めに準備。 |
1月下旬:出願(インターネット出願)
神奈川県の公立高校はインターネット出願です。1月下旬の申請期間内に、志願先を登録します。出願後、中学校長が内容を承認する期間(2月1日まで)があるため、ぎりぎりではなく余裕をもって手続きを終えるのが安心です。スマホやパソコンからの入力になるので、ID・パスワードの管理や、入力ミスがないかの最終確認を、保護者も一緒に見てあげるとトラブルを防げます。
2月上旬:志願変更(ラストチャンス)
出願後、2月上旬に一度だけ志願先を変更できる期間があります。これは、出願状況(倍率)が公表されるのを見てから、最終判断ができる仕組みです。「思ったより倍率が高い」「逆に低い」といった状況を見て、安全策に切り替えるか、強気でいくかを判断する、まさに最後の戦略タイムです。変更するかどうかは家庭で冷静に話し合い、中学校の先生にも相談しながら決めましょう。なお、変更は1回のみです。
2月中旬:学力検査(本番)
2月16日が共通検査(5教科の学力検査)の日です。神奈川県は全受験生が同じ問題を解きます。一部の学力上位校などでは、これに加えて「特色検査」が実施されます。志望校が特色検査の対象かどうかは、必ず各校の募集要項で確認しておきましょう。当日に向けて保護者ができる最大のサポートは、体調管理です。前日の持ち物確認、当日の交通手段、起床時間など、お子さまが試験そのものに集中できる環境を整えてあげてください。
2月下旬:合格発表と入学手続き
2月26日が合格発表です。そして見落としがちなのが、発表後すぐに入学手続きが始まること。合格の喜びもつかの間、提出書類や納入金の準備を短期間で進める必要があります。必要書類や期日は事前に把握しておき、あわてないよう準備しておきましょう。万が一に備えて、私立併願校の手続き期日も並行して確認しておくと安心です。
⚠ ご利用にあたって
このページの日程は、神奈川県教育委員会が発表した令和9年度(2027年)入試の情報をもとに作成しています。入試の日程や制度は年度によって変更される場合があります。実際に出願・受験される際は、必ず神奈川県教育委員会の公式発表および各高校の募集要項で最新情報をご確認ください。当サイトは情報の正確性に努めていますが、内容を保証するものではありません。