「内申点が大事」とよく聞くけれど、具体的にどう計算されて、いつの成績が使われるのか——意外と分かりにくいですよね。神奈川県の公立高校入試では、当日の学力検査の点数だけでなく、この内申点が合否を大きく左右します。
しかも神奈川には「中3の成績は2倍で計算される」という独特のルールがあります。仕組みを正しく知ることが、無理のない志望校選びと、日々の学習の優先順位づけにつながります。このページで、できるだけやさしく整理していきます。
内申点はこう計算します(135点満点)
ポイントは 中3の成績が2倍 で計算されること。つまり中3の評定1つの重みは、中2の2倍。中3の頑張りが、合否に大きく効いてきます。
いつの成績が使われるの?
対象になるのは「中2の学年末」と「中3」の成績です。中1の成績は使われません。そして中3については、2学期末(12月末ごろ)までの成績が反映されます。「受験は中3の冬から」と思われがちですが、実際には中2の終わりから内申の対象が始まっているので、早めの意識が大切です。
副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)も関係あるの?
大いに関係あります。内申点は5教科だけでなく、音楽・美術・保健体育・技術家庭を加えた「9教科すべて」の評定で計算されます。主要5教科の勉強に気を取られがちですが、副教科の「4」と「5」の差も、9教科ぶん積み重なれば内申点に確実に効いてきます。実技だけでなく、提出物や授業態度も評価対象になるため、日々の取り組みが大切です。
内申点は、合否にどれくらい影響するの?
これは志望校によって変わります。神奈川県の入試では、合否を「内申点 : 学力検査 : 特色検査」の比率で判定しますが、この比率は高校ごとに異なります。内申を重視する学校もあれば、当日の学力検査を重視する学校もあります。だからこそ、「内申が思うように伸びなかった」場合でも、当日点で勝負できる学校を選ぶという戦略が成り立ちます。志望校の比率は、各校の募集要項で必ず確認しておきましょう。
⚠ ご利用にあたって
このページの内容は、神奈川県の公立高校入試における内申点(調査書点)の一般的なしくみを、令和9年度(2027年)入試の制度をもとに分かりやすくまとめたものです。評定の付け方や選考の比率は、年度や学校・学科によって異なる場合があります。実際の出願・受験にあたっては、必ず神奈川県教育委員会の公式発表および各高校の募集要項で最新情報をご確認ください。当サイトは情報の正確性に努めていますが、内容を保証するものではありません。